人捜しは、名前の通り行方不明の人を捜す(探す)ことです。
大人の家出は原則として警察は動いてくれない(事件性がある場合を除く)ため、身内がいなくなってしまった場合は自身で解決を図らねばなりません。
また、警察は民事不介入の原則があるため、個人的なトラブル(金銭問題など)によって失踪した場合も同様に、自身で解決を図る必要があります。
素行調査は対象者の素行やトラブルリスクを調査するもので、例えば「企業が採用者・求職者を調査する」「婚約者がどのような人間なのかを調査する」といったケース・目的で利用されています。
当ページでは興信所・探偵社が行う人捜し・素行調査について詳しく紹介します。
人捜しの主な方法は以下の通りです。
大まかに分けると通信デバイスなどを活用したデジタル手法と、聞き込みや張り込みなど調査員が足を使って調査するアナログ手法があります。
まずはヒヤリングを行い、手がかりになりそうな物や情報を元に調査方法を決める流れです。
人捜しの方法で効果的なのが、友人や知人などへの聞き込みです。
親しかった関係が捜索対象の場合、情報を得られるかもしれない人(友人や同僚など)が何人か思いつくかと存じます。
もし自分で聞き込みができるのであれば、わざわざプロに依頼する必要はありません。
家族や恋人であれば警戒されずに情報を提供してもらえる可能性が高いため、自分で聞き込みをした方が効率的な場合もあります。
周囲に知られず水面下で人捜しをしたいというケースであれば、興信所・探偵社などのプロに依頼することをおすすめします。
例えば、状況を周囲に知られたくない・金銭トラブルなどで追いかけていること相手に悟られたくない(財産が隠される恐れがある)といった状況では、プロに依頼する方が多いようです。
素行調査には色々とあり、気になる部分だけに絞って調査してもらうものと、様々な観点から総合的に調査してもらうものがあります。
主な調査項目をご覧ください。
興信所・探偵社に依頼すれば様々なことを調べられるため、従業員採用や賃貸物件の入居者審査、結婚前調査、新規取引先の信頼性確認など企業・個人などが様々な目的で利用しています。
調査のプロでも調べられないことがあります。
具体的には預貯金の残高やキャッシュカード・クレジットカードの暗証番号、通販での購入履歴などです。
あくまでも法を犯さない範囲での調査になり、依頼者と調査対象者の関係性を確認するなど犯罪で悪用されないような対策をして依頼を受諾しています。
素行調査の代表的な手法は尾行です。
ターゲットをプロの調査員が尾行して、その行動から素行に問題がないか調査します。
尾行する中で会った相手の車両から反社との関係がないか調べることや、ATMでの操作内容を確認するなどして借金の有無を調べる流れです。
素人だと異変に気付かないようなことでも、興信所や探偵社はプロならではの視線で日常的な行動から様々なことを掘り下げて重要な情報を発見してくれます。
人捜し・素行調査の内容は上記の通りです。
人捜しは自身で行ったほうが手掛かりが多く、聞き込みもスムーズに進められる可能性があり、プロに頼むよりも効率的なこともあります。
素行調査に関しては尾行がメインとなるため、ご自身で行うのは現実的ではありません。
相手に見つかってしまう恐れもありますので、興信所に頼んでしまったほうが安全でしょう。
相手にばれないように調査を進めたい状況においては「ストーカー対策」も興信所に依頼するべきでしょう。
いずれにしても、まずはご自身で調査できる内容なのか・安全性が確立できるかどうかをしっかり吟味することが大切です。